助っ人外国人列伝/アメリカ1960年代編
アメリカ国籍のレジェンドを大特集!今回は1960年代に活躍した懐かしの助っ人たちを紹介する。
阪神初の大物メジャーリーガー/ウィリー・カークランドは日本でも豪快弾を連発!
ウィリー・カークランド
NPB通算6年:(1968~1973)
703試合 打率.246 126本塁打 304打点
ウィリー・カークランドは爪楊枝をくわえモンジローの愛称で阪神ファンの頼れる救世主に!
阪神のチコ・フェルナンデスやレノ・ベルトイヤがまるで打てないダメ助っ人だったこともあり、メジャーで実績ある助っ人として白羽の矢が立ったウィリー・カークランド。リラックスするために爪楊枝をくわえる独自のプレースタイルのウィリー・カークランドは、メジャーで4年連続20本塁打の大型スラッガー。
ウィリー・カークランドの実力は本物で、阪神でも1年目から37本塁打、89打点と活躍して主砲として定着した。ウィリー・カークランドの打撃スタイルは強引に引っぱるプルヒッターで三振も多かった。しかし、巨人戦になると活躍することから虎ファンから支持を集め、助っ人外国人初の1イニング2本塁打、1試合3本塁打など、ウィリー・カークランドはメジャーリーガーの面目躍如を果たした。
阪神タイガースで6年間プレーしたウィリー・カークランドは、体力の限界で1973年に引退。帰国後デトロイトに移住したウィリー・カークランドは、車両の整備員として働いている。
出典:『がっつり! プロ野球』
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公開日:2023.03.19