1番は太田を抜擢
バレンティンの退団を契機に、世代交代を推進̶̶。これを今季の打線のテーマとするなら、キーマンは若手の村上、太田、廣岡となる。まず、1番には成長の期待を込めて太田を抜擢したい。昨季は59
試合にスタメン1番で出場して台頭。2番にベテランの青木宣親を置くことで負担を軽減できる。
中軸は思い切って4番に村上を据え、前後に山田哲人、雄平を置いて重圧を取り除く。さらに、昨季10本塁の廣岡は自由に打てる6番が適任。そして、7番は負傷離脱から復帰した西浦直亨、8番は中村悠平がお薦めだ。
守りは昨季97失策で守備率がリーグワースト。三塁で26失策、遊撃で24失策と、流動的な三遊間が
壊滅状態だった。新助っ人のエスコバーは遊撃の名手だけに、打撃が順応すれば固定したい。外野は
左翼に村上が入ると穴。
(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.05.24