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打率もセ・リーグトップに浮上!現在打撃部門2冠のヤクルトスワローズ村上宗隆!!

開幕当初から高打率をキープ

 8月20日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツとの一戦、ヤクルト村上宗隆が初回の2ランホームランを含む2安打を放ち打率を3割3分5厘として、DeNAベイスターズの佐野恵太を抜き首位打者となった。 

 2か月遅れのプロ野球開幕で調整が難しく、怪我やコンディション不良で主力の離脱が多かった中、ヤクルトの若き主砲は開幕から全試合に出場し4番を任されている。 

 プロ入り2年目の昨シーズンは143試合に出場し、高卒2年目以内の96打点はプロ野球新記録、また、(高卒2年目で)36本塁打を放ち元西鉄の中西太氏に並ぶプロ野球タイ記録としセ・リーグ新人王を獲得。プロ野球界に強烈なインパクトを与えた。 

 しかし、そこはまだプロ入り2年の(当時)19歳。出場試合数より多い184三振を喫し、打率2割3分1厘は規定打席に達した打者の中で最下位となり、課題が見えたシーズンでもあった。 

 そんな村上宗隆は今シーズン各チームからマークされるのは必然だが、上記でも述べたように昨日まで打率3割3分5厘、打点は47と、セ・リーグ打撃部門の2冠となっている。特に開幕当初から高打率をキープしている点は、昨シーズンの課題の一つを克服しているに違いない。

 チームは昨日の敗戦で最下位に転落も、高津臣吾監督の期待は大きい。ヤクルトの巻き返しには、村上宗隆の活躍なくしてあり得ない。ヤクルトの若き主砲が与えるインパクトは今後も目が離せない。 

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