高津臣吾監督の起用がズバリ的中!!
9月6日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズvs中日ドラゴンズとの一戦、ヤクルトの打線が15安打10得点と爆発、投げてはエース小川泰弘が8回1失点の快投で、中日に10-3で勝利。連敗を3でストップし最下位を脱出した。
この試合、ヤクルト高津臣吾監督は前日スタメン起用の1・2番の打順を入れ替えた。
中日の先発は右腕のロドリゲス投手であったが、右打者の塩見泰隆を1番に、今シーズン主に1番で起用している左打者の坂口智隆を2番にしたのである。
その起用がズバリ的中する!! 9月1日の阪神戦に続き、今シーズン2回目の1番スタメン起用となった塩見泰隆が3安打猛打賞・1四球を選び、リードオフマンとしての役割を十分に果たした。
中日1点リードの6回裏ヤクルトの攻撃、先頭打者の塩見泰隆がライトへこの日2本目のヒットを放つと、その後打線が繋がり、一挙5点を挙げたヤクルトが逆転に成功したのである。
前日も15安打を放ちながら14残塁1得点で苦杯を喫したヤクルトスワローズ。しかし、この日はそれまで打ちあぐねていた中日ロドリゲス投手をマウンドから引きずり下ろし、前日は繋がらなかった打線が勢いを取り戻した。そのきっかけとなったのは、間違いなくこの日1番打者として起用された塩見泰隆の活躍であったであろう。
ヤクルトの外野陣はベテランも元気でライバルも多いが、俊足で守備範囲も広く、パンチ力を兼ね備えた塩見泰隆への首脳陣の期待は大きいに違いない。
公開日:2020.09.07