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「全部の球が速かった」石川昂弥が舌を巻いた剛速球投手とは!?

Text:尾関雄一朗

将来、中日の看板を張る内野手として期待される石川昂弥。同年代の一流投手とは、いかに相対していたのか。

石川昂弥①(別タブで開きます)

■「石川昂弥:⑤ 今ならあの投手も打てる?」

強豪校の注目選手ともなれば、公式戦や練習試合、代表チームなどで同世代のトップ級選手との対戦、交流が生まれる。石川昂弥もその機会は多かった。
高校3年春の侍ジャパンU-18代表候補の研修合宿では、佐々木朗希(大船渡)の163キロの超速球を一塁手として目撃した。「あの球だけではなく、全部の球が速かった」と舌を巻く。

プロで同じチームになった1学年上の根尾昂とは、高校2年の6月に招待試合で対戦した。投手・根尾と対峙し「球が違った。低めのワンバウンドかと思ったストレートが伸びてきた。しっかり投げ分けられ、変化球も消える球筋だった」と当時は
脱帽していた。

しかし今振り返ってみると「あの時はすごいなと感じたが、今ならそうでもないかも。自分もまだ2年生だったので」とも。
代わって高倉明健(岐阜第一)、遠藤慎也(京都翔英)らを対戦したなかでの好投手に挙げてくれた。

次回、「石川昂弥:⑥大物の雰囲気たっぷり」へ続く
(初出:【野球太郎No.033 2019ドラフト総決算&2020大展望号 (2019年11月27日発売)】)

取材・文:尾関雄一朗
1984年生まれ、岐阜県出身。
新聞記者を経て、現在は東海圏のアマチュア野球を中心に取材。
多くの「隠し玉選手」を発掘している。中日新聞ウェブサイト『中日新聞プラス』でも連載中。
アマ野球関連のラジオ出演なども多数。

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