4試合で3発と打撃好調の大山悠輔
7月10日に阪神甲子園球場で行われたDeNAベイスターズとの一戦に3試合連続となる4番で先発出場し、第1打席に今シーズン初のファンが待つレフトスタンドへ豪快な一発を放った大山悠輔。
DeNA梶谷隆幸に先頭打者ホームランを打たれ、先制されるも、近本光司が先頭打者ホームランをお返しし、糸井嘉男の内野ゴロの間に糸原健斗が返り逆転に成功し、1点差で迎えた大山悠輔の第1打席。1アウト走者なしの場面で、DeNA先発大貫晋一の3球目、137キロのカットボールを捉え、振りぬいた打球は降りしきる雨を切り裂いて、今シーズン初のファンが待つレフトスタンドへ2点差とリードを広げる豪快な3号ソロホームランを放った。
この一撃にプロ野球解説者湯舟敏郎も、「いきなり仕留められるほど、打撃が好調。」と評価し、当たったボールもよく飛んでいると4番の働きをしっかり果たした大山悠輔の賞賛した。
これで7月4日の広島戦で今季1号を放ってからわずか4試合で3本のホームランを放っている大山悠輔。
昨シーズン苦しんだ経験がようやく花開き、阪神タイガースの4番として打席に立つ覚悟ができてきたのではないだろうか。
4番の大山悠輔がここぞの場面で打てれば、続くボーアも楽に打つことができ、阪神打線の厚みは一気に増す。
大山悠輔が打撃好調を維持し、4番としての仕事を果たし続け、真の阪神タイガース4番打者となれるか注目だ。
公開日:2020.07.11