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10個の内野ゴロの山築き今季2勝目をもぎ取った!青柳晃洋

今季2勝目を飾った青柳晃洋

7月10日に阪神甲子園球場で行われたDeNAベイスターズとの一戦に先発出場し、5回83球、4安打4奪三振2失点の好投見せ、今シーズン初の阪神タイガースファンの前で、勝ち投手となり、2勝目を飾った青柳晃洋。

初回、いきなりDeNAの先頭打者梶谷隆幸にライトスタンドへ先頭打者ホームランを打たれ、今シーズン初のスタンドに入ったタイガースファンからはため息が漏れた。しかし、今シーズンの青柳晃洋はそこから崩れ得ることなく、低めに変化球を集め、雨天コールドになるまでの5回で奪った15個のアウトのうち内野ゴロは10個と雨でぬかるむグランドにゴロの山を築いた。

阪神タイガース野手陣からは、「雨なので、守りにくいからゴロはやめてくれと言われたようだが、僕はそういうスタイルなので」と開き直りを見せた。

プロ野球解説者湯舟敏郎は、梶谷隆幸に先頭打者ホームランを打たれた直後に3人でしっかりアウトを取れ、最少失点で次に繋げられた「割り切る力」を評価した。

野手陣からのいじりに対しても、笑って開き直れるところを見ても、昨シーズンとは違う「割り切る力」を持つ青柳晃洋になっていることを感じる。

青柳晃洋には、「割り切る力」を存分に発揮し、阪神打線が打てない時でも自分のピッチングをし、ロースコアのゲームでも勝利投手になれる投手になってもらいたいものだ。

福原忍投手コーチは先発2本柱を西勇輝、青柳晃洋を軸にローテションを回していく考えを明かしている。

西勇輝と共に阪神タイガースのエースとして、今シーズン2桁勝利をあげられるか注目だ。