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ボーア&サンズ来日1年目の外国人コンビでのアベック満塁弾は史上初の快挙!

今季2本目の満塁弾放ったボーア

7月28日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズとの一戦で、3打数2安打5打点1HRと今季2本目となる満塁ホームランを放ったジャスティン・ボーア。

初回に幸先良く3点をリードして迎えた2回、ヤクルト先発イノーアの制球が初回から変わらず定まらず、2アウト満塁の場面で打席に立ったボーア。3球連続ボール球を見極め、4球目を見逃さずに振りにいけた時点でイノーアとの勝負はついていた。4球目のストライクを取りに来るイノーアのストレートをファールにしてしまったものの、見逃せばボールかという低めに来た5球目をうまくすくい上げ、今シーズン2本目となる満塁ホームランを放って見せた。

ボーアの満塁ホームランは、7月5日の広島カープ戦以来2本目。阪神タイガースで月間2本の満塁ホームランは2013年7月に新井良太が放った以来8人目の最多タイ記録となった。

ボーアのこの一発で火がついた阪神打線は、続いて4回にも2アウト満塁の場面でサンズがライトスタンドぎりぎりに放り込む満塁ホームランを放ち、6回に木浪聖也の3ランホームランが飛び出すなど20得点を奪う猛攻を見せ、勝利した。

阪神タイガースでの1試合2満塁ホームランは2010年5月7日の広島カープ戦で城島健司とマートンが放って以来、3度目。外国人による1試合2満塁ホームランは1978年4月20日の中日ドラゴンズ戦で広島カープのギャレットとライトルが達成したが共に来日2年目だった。来日1年目の助っ人外国人による1試合2発の満塁ホームランは日本プロ野球史上初の快挙だ。

大量得点の次の日はバットが湿り、負けることが多い阪神タイガースだが、今の勢いそのままに今夜も神宮球場に大きな花火を打ち上げて欲しいものだ。

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