3安打3打点猛打賞のボーア
8月15日に京セラドームで行われた広島カープとの一戦で、4打数3安打3打点と8試合ぶりとなるタイムリーヒットを放つなど猛打賞の活躍を見せたジャスティン・ボーア。
7月は打率.296、7本塁打、18打点と好調だったが、8月に入って調子が下降し、昨夜の試合前の時点で8月打率.171、本塁打0、打点1と絶不調が続いていた。
しかし、昨夜のボーアが突然覚醒した。2点リードの5回1アウト1、2塁の場面で広島カープ先発の大瀬良大地の外角に落ちる変化球にうまくバットを合わせて1、2塁間を破る8試合ぶりとなるタイムリーヒットを放つと、3回の2打席目もバットを折りながら2打席連続となるタイムリーヒットを放った。3打席目もライト前へタイムリーヒットを放ち、来日初の3打席連続タイムリーヒットを放ち、今季3度目の猛打賞も記録した。
なぜ、ボーアが突如覚醒したのか。その理由は、打撃フォームを改造したことにある。前日までと比べて、わずかだが膝を曲げてゆったりと構える打撃フォームに修正した。余裕のある待ち方が奏功したのか変化球に上手く対応できるようになり、来日初の3打席連続のタイムリーヒットを記録した。
昨夜だけの覚醒になることなく、8月まだ出ていないホームランをここから量産し、首位巨人追撃へ阪神タイガースを連勝に導いてほしいものだ。
公開日:2020.08.16