1軍プロ初盗塁を決めた小幡竜平
8月25日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズとの一戦で、8回代走で登場し、プロ初盗塁を決めた小幡竜平。
8回、4番サンズがレフト前ヒットを放ち、そのサンズに代わって代走で登場した小幡竜平は、2アウトとなり、7番梅野隆太郎の打席でカウント1-1から仕掛けた。ゴンザレスは1塁へけん制球を投げ、小幡竜平を誘い出すことに成功したが、1塁手のビシエドが二塁へ送球する間に小幡竜平が全力で一二塁間を駆け抜け、タッチをかいくぐって二盗を成功させた。
プロ初盗塁を決めた小幡竜平は、「結果的にセーフになれたことは良かった。これからもチャンスをいただいた場面で、1つ1つのプレーを大切にしていきます」と一つ一つのプレーを全力で臨むことを誓った。
ウエスタン・リーグトップの8盗塁を記録している快足と肩の強さを生かした守備が持ち味の小幡竜平は、入団当時から「鳥谷選手のようになりたいです」と語っており、黒いフェイスガードをつけて試合に出場するという共有点も出てきた。
目標とする鳥谷敬のような阪神タイガースの絶対的ショートになれるように、高卒2年目の19歳小幡竜平は、進化を続けている。
公開日:2020.08.26