ここ2試合で5安打4打点の活躍みせる木浪聖也
8月27日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズとの一戦で、5打数2安打1打点とここ2試合で5安打4打点の活躍で阪神タイガース3連勝に大きく貢献した木浪聖也。
26日に猛打賞3打点と目覚ましい活躍を見せた木浪聖也は、昨夜も阪神タイガースでスタメンが定まっていない2番で躍動した。
4回近本光司がデッドボールで出塁し、ノーアウト1塁の場面で打席に立った木浪聖也は、レフトへのツーベースヒットを放ち、ランナー2、3塁とし、チャンスを広げ、サンズの逆転スリーランホームランを呼び込むと、7回には山井大介の暴投により1アウト3塁となった場面で内角厳しい変化球をうまくライト前へ運び、ダメ押しのタイムリーヒットを放った。
阪神タイガースに足りなかった2番打者の穴を埋める活躍をここ2試合で5安打4打点と見せてくれている。
木浪聖也が2番で躍動できている要因として、プロ野球解説者の湯舟敏郎は、7回の山井大介から打った内角の厳しい変化球のような内角のボールをうまく捉え、ヒットにできていることだと語った。
1番には8月絶好調の近本光司がいるだけに2番でしっかり繋いでクリーンアップでしっかり点を取る野球をしたかった阪神タイガースにとって、2番木浪聖也の覚醒はリーグ後半戦での首位巨人追撃への大きな追い風となるだろう。
木浪聖也には繋ぐだけでなく、ここ2試合のようなチャンスで打てる不動の2番打者となれるような活躍を見せてもらいたいものだ。
公開日:2020.08.28