2夜連続の勝利投手で4勝目を挙げた岩貞祐太
8月30日にマツダスタジアムで行われた広島カープとの一戦で、同点で迎えた9回のマウンドに上がり、打者4人に対し、22球、ノーヒット無失点で切り抜け、10回の阪神タイガースの勝ち越しを呼び込み、2夜連続の勝利投手になった岩貞祐太。
前日29日の広島カープ戦でも阪神タイガース先発藤浪晋太郎の後を受け、1点リードの5回2アウト満塁のピンチの場面から登板し、1回1/3を無安打無失点と完璧な投球を披露し、チームを救った。
そして、昨夜も同点で迎えた9回のマウンドに上がり、6番坂倉将吾を6球でセカンドゴロ、7番ピレラに対してはわずか2球でライトフライに仕留め、8番田中広輔にはフォアボールを与えるも、続く代打磯村嘉孝を6球粘られるも7球目で外角のフォークを打たせ、ショートゴロに打ち取った。
岩貞祐太が無失点ピッチングで流れを作ると、10回2アウト1、2塁の場面で走者一掃となるライトへのタイムリースリーベースヒットを大山悠輔が放ち、6回から続いた均衡を破り、カード勝ち越しとなる2連勝を挙げた。
2夜連続の勝利投手となった岩貞祐太は、「僕が先発している時に中継ぎ陣が3連投してくれたおかげで勝てている試合がたくさんある。何連投でもやるしかないと思う。全然、苦じゃないです」。と語り、チームの為に全力で投げ続けることを誓った。
このままリリーフで今シーズンは最後まで行くのか、先発に戻るのかは今後のチーム状況によって変わってくるだろうが、勝負を分ける大事な場面で岩貞祐太に任される場面が引き続き幾度となくあることだろう。
勝負を分ける重要な場面で岩貞祐太が躍動し続けることを期待したい。
公開日:2020.08.31