10試合連続安打と打撃好調の木浪聖也
9月5日に阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツとの一戦で、4打数2安打とチーム唯一のマルチヒットを放ち、10試合連続安打と14試合連続出塁を記録した木浪聖也。
巨人先発の今村信貴に阪神打線が苦戦する中、木浪聖也は初回にセンター前ヒットを放ち、10試合連続安打と14試合連続出塁を記録すると、6回にもセンター前ヒットを放ち、チーム唯一のマルチヒットを記録した。
守備でも4回に松原聖弥のショートゴロをジャンピングスローで1塁アウトにするなど好守備を披露した。
木浪聖也の守備についてプロ野球解説者八木裕は「ボールに対しての動き、送球に移るまでの動きが非常によくなっている。うまいなという守備力になりました。たまにエラーはしますけど、土の球場だから仕方がない。去年よりも数段にうまくなっていますよね」と評価した。
昨シーズン15失策した木浪聖也が、今シーズンはここまで63試合に出場して失策数は3つと守備に安定感が生まれたことにより、打撃に集中でき、打撃の好調を生んでいるのだろう。
連続試合安打の阪神球団記録は、2001年に桧山進次郎が記録した28試合連続安打だ。まだ、気は早いかもしれないが木浪聖也にはこの記録更新を狙って、引き続き記録を伸ばしていってほしいものだ。
公開日:2020.09.06