打者2人をピシャリと抑えた桑原謙太朗
9月13日に阪神甲子園球場で行われた広島カープとの一戦で、513日ぶりの1軍マウンドで、2/3回7球、ノーヒット1奪三振の好リリーフを見せた桑原謙太朗。
1点ビハインドの6回1アウト1塁で3番堂林翔太からの中軸を迎えた場面でマウンドに上がった桑原謙太朗は、堂林翔太をサードフライに仕留めると、2アウト2塁で鈴木誠也を外角低めのスライダーで空振り三振に打ち取り、広島カープの攻撃の勢いをシャットアウトした。
昨年4月19日の巨人戦以来513日ぶりの1軍マウンドを見事な投球で抑えた桑原謙太朗は、「久しぶりの登板でしたが、ランナーのいる場面で使っていただき、抑えることができて良かった。少しは期待に応えられたかなと思います」。と復活登板を無事に終え、ほっと息を撫で下ろした。
スアレスの回またぎでの起用が目立つなど、阪神タイガースのリリーフ事情が苦しい中、頼もしい右腕が帰ってきた。
是が非でも3タテが欲しい巨人との3連戦で桑原謙太朗の存在が大きな力となるのではないだろうか。
公開日:2020.09.14