球団最速の20S到達のスアレス
10月11日に阪神甲子園球場で行われたDeNAベイスターズとの一戦で、1回13球、1奪三振、無失点で、元阪神タイガース守護神のドリスに並ぶ球団最速の20セーブに到達したスアレス。
1点リードで迎えた9回、先頭の梶谷隆幸をサードゴロに打ち取ると、続くソトに3球連続で160キロの直球を投げ込み、4球目に球団最速タイの161キロを計測し、阪神甲子園球場は大きなどよめきに包まれた。その後ソトをセンターフライに打ち取り、最後はオースティンを146キロスプリットで空振り三振に切って取った。
この試合でスアレスは、球団最速タイの161キロと球団最速の20セーブ到達という2つの球団記録に並んだ。
セーブ王争いでは、首位を走るスアレスだが、「もちろん、チャンスがあると思うけど、できるだけ考えないように意識している。疲れもない。力強く終盤を迎えるために、これからも準備したい」。と語った。
スアレスが、2014年、2015年の呉昇桓、2017年のドリスに続く、球団3人目の助っ人セーブ王を獲得できるか注目だ。
公開日:2020.10.12