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代打の切り札として中日ドラゴンズが阪神退団の福留孝介と入団交渉へ!

1軍戦力期待の福留孝介

中日ドラゴンズが、今季限りで阪神タイガースを自由契約となった福留孝介と12月9日にも入団交渉を行うことがわかった。

プロ22年目の今シーズンは代打中心で43試合に出場し、打率.154、1本塁打、12打点という結果に終わり、阪神タイガースから戦力外通告を受け、退団となった福留孝介。

その福留孝介を中日ドラゴンズ・加藤宏幸代表は12月7日、ナゴヤ球場で取材対応し、福留孝介獲得へ向けた球団の動きを認め、「ウチに来てくれるのならコーチ兼任ではなく、選手一本でやってもらう。一番期待するのは勝負どころでのヒット」と語り、コーチ兼任のプランを否定し、選手一本で勝負してもらいたい考えを明かした。

中日ドラゴンズは今オフ、外野手の助っ人アルモンテとシエラの2人を解雇し、ライトの平田良介も今シーズンは故障が多く、55試合の出場に留まった。福留孝介が復帰した場合、代打だけでなく外野のスタメンとしても計算でき、また日米で通算2407安打を放った技術は、京田陽太、根尾昂、岡林勇希など中日ドラゴンズの将来を担う左打者への好影響が期待できる指導力も今シーズン、阪神タイガースで見せてくれた。

日米通算2407安打を誇る球界最年長が2008年にメジャーリーグに挑戦するまで在籍した古巣中日ドラゴンズで、復帰が実現すれば14年ぶりとなる。

早ければ12月9日にも入団交渉が行われ、交渉がスムーズにいけば12月中にも「中日ドラゴンズ・福留孝介」が誕生する見込みだ。

「中日ドラゴンズ・福留孝介」誕生がいつになるのか注目だ。