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オリックスが阪神退団の能見篤史を選手兼任コーチとして獲得!

背番号「26」に決まった能見篤史

オリックスバファローズは12月8日、大阪市内で今季限りで阪神をタイガースを退団した能見篤史と入団交渉し、年俸3500万円の単年契約で選手兼任1軍投手コーチとして合意し正式契約を結んだと発表した。

今シーズンの救援成績は12勝23敗、チームの今季救援防御率4.07はリーグワーストで、終盤に逆転されるケースが多かっただけに、経験豊富な救援左腕は補強ポイントの一つだったオリックスバファローズと現役続行を強く希望して阪神タイガース退団を選んだ能見篤史との方向性が合致したことで契約へと至った。

オリックスバファローズとの契約合意に至った能見篤史は、「オリックスさんに契約していただきました。非常にありがたい話です。行き場所がないところからの状況だったので。中嶋監督からも『まずは選手としてやってくれたらいい』と言ってもらった。若い選手が多いので、いろんな経験だったりをプラスすることも求められている。経験を伝えられれば」と話した。

2005年のドラフト自由獲得枠で大阪ガスから阪神タイガースに入団した能見篤史は1年目から16試合に登板すると、2009年には初の2桁勝利となる13勝をマークし、その後、2011年にも12勝をマークするなど、5度の2桁勝利をあげた。その経験と実績を元に若手主体のオリックス投手陣や捕手陣の育成手腕に期待が懸かる。

チーム最多の48試合に登板した山田修義や、斎藤綱記らの左腕は年齢的に若く、ブルペンの精神的な支柱となれる人材をとして、能見篤史の存在がどれだけ機能するかが重要な役割となりそうだ。

能見篤史が今までやってきた練習、投げ込みだったりをどれだけオリックスの若手投手陣に見せ、いい影響を与え、オリックス投手陣の底上げができるのか、来シーズンの能見篤史に注目だ。