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新人ながら開幕1軍の期待膨らんだ矢野監督絶賛のルーキーとは!?

矢野監督絶賛の石井大智

四国IL・高知から2020年ドラフト8位で阪神タイガースに入団した石井大智が2月2日、1軍キャンプに参加する阪神の新人3投手全員がキャンプで初めてブルペン入りし、矢野燿大監督や藤川球児SAらが見守る中、堂々のピッチングを披露した。

1軍キャンプ組では谷川昌希と並んで最も低い身長175センチの小柄な選手ながら、全身を使って投じるボールは、見守った人々を驚かせた。

持ち味の直球に、カーブやチェンジアップ、カットボールを交えながら、目の前のミットに一心不乱に投げ込んだ石井大智を見た矢野燿大監督は、「いや~、石井(大)が一番目立ってたね。十分通用するボールを投げられている。体は大きくないんだけど、角度とか、ベース上での変化の強さとか、真っすぐのキレとか総合的に」と絶賛した。

石井大智自身も、変化球を交えて投げ込んだ80球に対し、「(プロ入り後)今までで一番良かったかなと。周りにたくさん人がいたけど、いい緊張感で集中できた」。と充実の表情を浮かべた。

矢野燿大監督が前日1日に受けた取材中に思いつき、2月2日から始まった「かっこいい大賞」にも「石井やろ。ええボール投げてたし、フィールディングもうまいしね」と新人ながら文句なしの初代「かっこいい大賞」として選ばれた。

石井大智の投げ方は「球児投法」

充実の表情で80球を振り返った石井大智だが、投球中はかなりの緊張感の中で投げていたことだろう。

なぜなら、石井大智にとって四国IL・高知の先輩にあたり、フォームも参考にする憧れの人物である藤川球児SAの姿も捕手後方のネット越しに見えていたからだ。

ドラフト指名後は、Youtubeで研究しながら、上からたたくように投げる藤川球児SAの投法を参考に投球フォームを修正していた石井大智は、「参考にした部分があったので、今はまねしている段階。自分のものにしていけたら」。と明かした。

Youtubeではなく、今では本人に直接指導を受けられる環境にステージを上げた石井大智が「球児投法」を自分の物にし、「僕みたいな独立から上がってくる選手は本当に1年1年が勝負だと思う。1軍に来ている意味というのはそこにあります」。という言葉通り、1年目から1軍のマウンドに上がることができるのか注目だ。