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楽天からマルチヒットを放ちアピールに成功した!陽川尚将

未来の中軸がしっかりアピール

2月16日に楽天イーグルスとの練習試合を行い、結果は2-2の引き分けに終わったが、各選手が自らをアピールした。

ドラフト1位ルーキーの佐藤輝明は、3番サードでスタメン出場すると、守備では初めて大学時代の定位置・3塁での守備機会となったが、送球判断が遅れ、「野選」を記録するほろ苦い内野デビューとなったが、打っては2安打と実戦4試合連続安打を放った。

初の1軍4番に座った高卒2年目の井上広大は、佐藤輝明との連打となる二塁打を放つなど、チャンスを広げる活躍を見せ、開幕1軍へもうアピールした。

若手に負けない活躍見せた陽川尚将

佐藤輝明と井上広大といった若虎がアピールを見せる中、陽川尚将がそれ以上に目立つ活躍を見せた。

7回にフルカウントと追い込まれながらもセンター前ヒットを放ち、実戦11打席ぶりの安打を記録すると、9回には初球のストレートを積極的に打ちにいき、レフト前へ運んだ。

「ずっと結果が出ていなかったので、自分の中でも焦りとか多少はあったが、しっかり自分のスイングをしようと思った」。と語った陽川尚将は1本ヒットが出たことにより、焦りが和らぎ、マルチヒットを記録するアピールを見せた。

佐藤輝明と井上広大といった未来の中軸候補が注目されながらも、結果を出していることにかなりの焦りもあったようだ。

しかし、現タイガースの中軸は大山悠輔と共に陽川尚将がしっかりと結果を残し、中軸のレギュラーを掴まなければならない。

佐藤輝明と井上広大に負けないアピールを続け、開幕スタメンを陽川尚将には掴んでもらいたいものだ。

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