初の開幕1番を託された近本光司
3月25日、近本光司が今シーズン1、2番コンビを形成する糸原健斗と共に甲子園室内での全体練習に参加し、開幕前最後の調整を行なった。
3年目にして、初の開幕1番を託された近本光司は「塁に出るだけじゃなくて、かえってくることが仕事。しっかりベストを尽くすためにやる」。と塁に出るだけでなく、しっかり得点に繋げていきたいと語った。
共に汗を流した糸原健斗も「クリーンアップにつなげてかえしてもらうのが自分の仕事」。と近本光司共にチャンスメイクを演出すると誓った。
近本光司が狙うタイトルは?
初の開幕1番を託された近本光司は200本安打を放ち、最多安打記録を狙っている。
最多安打記録を狙う近本光司は、「バットが体から離れないような角度で入ってボールをとらえられれば、スピン回転して内野の間を抜けたり、差し込まれても逆方向に内外野の間に落ちたり」する打球を増やす200安打計画を練っている。
シーズン200安打は2015年に秋山翔吾が西武ライオンズ時代に達成した216本を最多安打とし、マートン、イチロー、青木 宣親、西岡 剛、ラミレスの6人しか達成していない簡単には達成できない記録だ。
3月1日のキャンプ最終日に締めのあいさつを務めた選手会長の近本光司は「今年から黄金期に入ります」。と力強く宣言した。
阪神タイガースの黄金期の象徴として、リーグ優勝、日本一、そして近本光司の200本安打達成を見せてもらいたいものだ。
200本安打を狙う近本光司が開幕戦でヒットを何本放つのか注目だ。
公開日:2021.03.26