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巨人3連戦で波に乗り、今季初の猛打賞を記録した!大山悠輔

231日ぶりに白星を掴んだ藤浪晋太郎

4月9日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦に、今シーズン3戦目の登板となった藤浪晋太郎がマウンドに上がり、序盤に4四球を出しながらも、尻上がりに調子を上げて7回4安打2失点で試合を作り、昨シーズン8月21日のヤクルト戦以来、231日ぶりにして22戦ぶりの白星を掴んだ。

初回に2四球でいきなり2アウト2、3塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けると、その後は粘りの投球を披露し、7回には関根大気に2ランホームランを浴びたが、最速は155キロ、121球の熱投で試合の流れを作り、阪神打線に今季最多14安打の猛攻を呼び込んだ。

231日ぶりに白星を掴んだ藤浪晋太郎は「開幕から(自分が)勝てていなかったので何とか勝ちをつけてもらったよかったと思います。正直、いい内容とは言い難いんですけど、何とか粘れた」。と久々の勝利を噛み締めた。

今季初の猛打賞を記録した大山悠輔

巨人3連戦で3戦目は無安打に終わったものの、2試合連続でマルチヒットを放ち、波に乗り始めた大山悠輔が、「4番・三塁」で先発出場し、昨シーズン、打率.366、3本塁打、12打点と得意としている横浜スタジアムで、今季初の3安打猛打賞3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

初回に近本光司のタイムリーツーベースヒットで1点を先制し、なおも1アウト3塁の場面でセンターへの犠牲フライで追加点をもぎ取った大山悠輔は「いい流れを切らさずに、最低限の仕事ができてよかった」。とサラリと振り返った。

6回の佐藤輝明の特大ホームランから始まった6点を奪ったビッグイニングでは2アウト1、2塁から、鋭く三塁線を破る2点タイムリーツーベースヒットを放ち、「点は何点あってもいいのでしっかり走者をかえすという気持ちで打ちました。(藤浪)晋太郎を援護することができてよかったです」。とバットにも自信が戻ってきたようだ。

8回にもこの試合3本目の安打を放ち、今季初の猛打賞を記録した大山悠輔は、開幕から自己最長の55打席ホームランが出ていないが、今季最多の3打点と勝負強さを発揮し、3安打3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

ホームランがない大山悠輔に対し、矢野監督は「悠輔も、これで吹っ切れると思うんでね」。とこの勢いのまま打撃復調を期待した。

巨人3連戦で2度のマルチヒットで波に乗った大山悠輔が得意の横浜スタジアムで今季初のホームランを放つ気配を醸し出している。