左投手打率.480の梅野隆太郎
4月25日に甲子園で行われたDeNAベイスターズとの一戦に、「7番・捕手」で先発出場した梅野隆太郎は、打撃では二塁打と長打1本を放ち、守備では乱打戦となった試合をリリーフ陣をうまくリードし、接戦をものにした。
2回、サンズがフォアボールで出塁し、佐藤輝明が2ランホームランを放ち、先制点を奪った直後、ノーアウト走者なしの場面で打席に立った梅野隆太郎は、DeNAベイスターズ先発の阪口皓亮の3球目145キロのストレートを弾き返し、ライトへのツーベースヒットを放ち、更なる得点のチャンスを演出した。
守備では岩貞祐太が2失点を喫したが、その後を受けてマウンドに上がった岩崎優、スアレスをうまくリードし、無失点リレーを披露し、阪神タイガースを勝利に導いた。
開幕から22試合連続でスタメンマスクをかぶり、得点圏打率.588と、攻守で存在感を示してきた梅野隆太郎には得点圏打率だけでなく、もう一つ突出した打撃の数字がある。
それは対左投手との打率.480というハイアベレージだ。
本日27日に対戦する中日ドラゴンズのエース大野雄大攻略へ頼もしい数字を持ち合わせるのが阪神タイガースの扇の要、梅野隆太郎なのだ。
対左投手との打率.480でヒットを量産し、チャンスの場面でも得点圏打率.588のハイアベレージで試合を決定づける一打を放つことができるのか注目だ。
公開日:2021.04.27