SPORTS COLUMN
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3安打4打点1HRと打撃爆発でチェンにNPB3497日ぶりに勝利もたらした阪神の主砲とは!?

今季初先発初勝利を掴んだチェン

4月29日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦に、今シーズン1軍初登板でマウンドに上がったチェン・ウェインは、キレのある最速144キロのストレートと110キロ前後のカーブなどで緩急をつける技巧派の投球術で、要所を締め、6回を5安打、4奪三振、無四球の1失点の好投で、中日時代の2011年10月2日の阪神戦以来、NPBでは3497日ぶりの白星を挙げた。

初回、1アウトから京田陽太に二塁打を浴びるも、ガーバーをレフトフライ、ビシエドをセカンドフライに打ち取り、ピンチを切り抜けると、2回も2アウトから木下拓哉に二塁打を打たれたが、根尾昂を139キロのストレートで空振り三振に打ち取るなど要所をきっちり締める東急で投球で、この試合最速144キロのストレートとキレのあるカーブやスライダーなど変化球を効果的に組み合わせて、古巣中日ドラゴンズ打線を次々に打ち取った。

今季初先発初勝利を掴んだチェンは「立ち上がりはうまくボールをコントロールすることができなかったのですが、徐々に状態も良くなってきましたし、打線も早い回から援護してくれたので、1イニングでも多く投げることを意識して投げることができました。ここからが新たなスタートだと思って、1試合でも多く、1イニングでも多くチームのために投げていきたいと思います」。と次回登板にも意欲を燃やした。

矢野監督は「(リード)4点は逆に難しさがある。1、2点の方がいい緊張感というか。初登板やったし、コントロールして投げてくれたのは今までの経験を出してくれた投球」。と経験豊富な投球内容を絶賛した。

3安打4打点1HRと打撃爆発の大山悠輔

「4番・三塁」で先発出場した大山悠輔は、4打数3安打4打点1HRとここぞの場面でヒットを放ち、4番の仕事を全うし、阪神タイガースに勝利をもたらした。

初回、2アウト3塁のチャンスで打席に立った大山悠輔は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の初球132キロのスライダーを捉え、先制のタイムリーヒットを放つと、3回1アウト1、2塁のチャンスの場面では福谷浩司の3球目145キロのツーシームを弾き返し、3ランホームランを放ち、マルチヒットを記録すると、6回にも先頭打者でセンター前ヒットを放ち、3安打猛打賞とした。

3ランホームランを放った大山悠輔は「打ったのはツーシーム。甘く来たボールをしっかり仕留めることができました。いい形で追加点を取ることができてよかったです」。と振り返った。

大山悠輔が1試合4打点を挙げたのは、昨シーズン9月18日中日ドラゴンズ戦で6打点を挙げて以来で、今シーズン最多となった。

今シーズンはなかなかホームランが出ず、打撃で波に乗れていなかった大山悠輔だが、4打数3安打4打点1HRの活躍で打率.299まで上昇し、阪神の4番がいよいよ目を覚ます時がきたようだ。

1.5ゲーム差と猛追する巨人の勢いを凌駕する勢いを大山悠輔のバットで阪神タイガースに呼び起こし、首位を突っ走ってもらいたいものだ。