最近10試合で6度のマルチ記録の中谷将大
6月6日にウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「5番・右翼」で先発出場した中谷将大は、3打数2安打2打点2四球と4出塁の活躍で最近10試合で6度のマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。
ロハスの勝ち越し2ランホームランで2点差とした3回1アウト1塁の場面で打席に立った中谷将大は、中日ドラゴンズ先発の笠原祥太郎の初球133キロのストレートをレフトに弾き返し、タイムリーツーベースヒットを放つと、7回には一度の打席はフォアボールとなるも、阪神打線が猛攻を見せ、この回2回目の打席が回ってきた中谷将大は、2アウト2塁のチャンスの場面で、中日ドラゴンズ4番手の垣越建伸の6球目130キロのストレートをレフトへ弾き返し、一気に三塁に到達するタイムリースリーベースヒットを放った。
5月26日のソフトバンクホークス戦から4試合連続マルチヒットを記録した際に平田2軍監督から「マサヒロは調子上がってきたな、やっとだけど。状態が上がってきてるので、非常にこれからまた競争の中に入って来るわね」。と1軍昇格へ太鼓判を押されていた。
平田2軍監督から太鼓判の通り、打撃絶好調で最近10試合で6度のマルチヒットを記録している。
平田2軍監督からの中谷将大の打撃急絶好調の知らせを受け、矢野監督も1軍昇格へ意欲を示しており、熾烈なスタメン争いが続く1軍外野手争いをさらに活性化させ、チーム力の底上げを狙う。
今シーズンのセ・パ交流戦も本日6月8日からの6連戦、日本ハムファイターズと楽天イーグルスとの2カードを残すのみだが、中谷将大にセ・パ交流戦で1軍に昇格するチャンスが回ってくるか注目だ。
公開日:2021.06.08