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自己最長3回6Kの好投!阪神矢野監督が1軍昇格に意欲示す最速160km目指す右腕とは!?

自己最長3回6Kの好投見せた佐藤蓮

6月12日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、4回から4番手でマウンドに上がった佐藤蓮は、自己最長の3回を52球で無安打無失点6奪三振2四球と好投を見せ、1軍昇格へ大きくアピールした。

4回から阪神タイガース3番手・石井将希に代わり、4番手でマウンドに上がった佐藤蓮は、先頭打者の小林珠維を見逃し三振、井上朋也を空振り三振と二者連続三振と幸先良くスタートを切るも、続く九鬼隆平、釜元豪に連続フォアボールを与えるも、最後は勝連大稀をレフトフライに打ち取り、ピンチをしのぐと、5回はショートフライと2三振と三者凡退で切り抜け、6回もショートゴロと2三振と全てのイニングで2三振を奪い、自己最長の3回で6奪三振の好投を披露した。

自己最長の3回で6奪三振の好投を披露した佐藤蓮は「チャンスをいただいた中で自分の持ち味の直球とカーブをゾーンの中で投げられた。その中でしっかり打者と勝負できたことが良かった」。と振り返った。

大味の試合の中で、好投を披露した佐藤蓮に対し、平田2軍監督は「3イニング落ち着いて、久しぶりの登板だけど、蓮は持ち味を出してくれたよね。三振も取れたし、四球出しても崩れることなくさ、落ち着いて3イニング投げられたんじゃない」。と絶賛した。

4月7日の中日ドラゴンズ戦で5失点を喫してから、登板するたび失点を許し、4試合連続で失点していた佐藤蓮だったが、6月2日のオリックスバファローズ戦で2失点を喫し、負け投手となってから10日空けての久々のマウンドで、気持ちを切り替え、実戦で好投できるピッチングを練習で磨いた結果、自己最長の3回6奪三振と最高の結果に繋がった。

見違えるようなピッチングを披露した佐藤蓮について、平田2軍監督から矢野監督にも報告が入り、1軍昇格へ意欲を見せている。

この試合を含めてファームでは8試合登板して、防御率7.94とまだまだ発展途上の佐藤蓮だが、「やっぱりコントロールが大事なんですけど、自分の中では160キロを投げたいと口にしてプレーしているので。その中で打者と勝負していけるよう、ゾーンの中に強い球を投げ込んでいけるようにしたい」。と最速160kmへ意欲を見せている。

自己最長の3回6奪三振という最高の結果を皮切りに2軍でしっかりと結果を残し、1軍マウンドで最速160kmのストレートを記録する日が来ることを期待したい。

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