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中継ぎ転向後12戦連続0封で防御率0.00!矢野監督がリーグ後半戦期待寄せる阪神のベテラン左腕とは!?

1軍でも中継ぎで好投見せる岩田稔

7月13日に甲子園球場行われたDeNAベイスターズ戦に、阪神タイガース6番手・齋藤友貴哉に代わり、7番手でマウンドに上がった岩田稔は、1回を10球で1安打無失点1奪三振と無失点ピッチングを披露した。

9回、阪神タイガース6番手・齋藤友貴哉に代わり、7番手でマウンドに上がった岩田稔は、先頭打者の宮本秀明を空振り三振に切って取ると、関根大気には初球を内野安打で出塁されるも、岩田稔の投球は乱れることなく、山下幸輝をショートゴロ、牧秀悟をサードゴロと、ランナーを一人出したもののわずか10球で無失点に抑えた。

岩田稔は、6月17日のファームでのオリックスバファローズ戦から中継ぎ投手に転向し、そこからファームで中継ぎとして6試合連続無失点と結果を残し、7月6日のヤクルトスワローズ戦から1軍に合流していた。

1軍で中継ぎ投手として今シーズン初登板となった7月7日のヤクルトスワローズ戦では、1アウト2塁のピンチの場面で登板するも、青木宣親の打席でワイルドピッチにデッドボールとピンチを広げ、アウトを1つも取れずに降板となったが、7月10日の巨人戦ではしっかりと立て直し、2回2安打無失点2奪三振としっかりと抑えた。

1軍に昇格し、中継ぎ投手として復活の兆しを見せている岩田稔だが、1型糖尿病を抱えながら先発投手としてプロ野球選手14年目を迎えた岩田稔が、血糖値の調整方法が未知の中継ぎ投手に転向するという決断は容易なことではなかっただろう。

しかし、優勝争いを繰り広げる1軍の力になる為、中継ぎ転向を決意した岩田稔は「先発よりも血糖を上げすぎない方がいい。イニングも短いので先発ほど低血糖になる可能性は少ないと思う」。と2軍で6試合連続中継ぎ登板する中で、調整方法をしっかりと導き出した。

難しい調整が強いられている岩田稔だが、中継ぎ投手に転向したことで「今、すごい新しい経験(中継ぎ)をさせてもらっているので楽しい」。と新たな役割に岩田稔自身、充実した表情を見せている。

2軍で6試合連続中継ぎで無失点に抑えた、1軍でもしっかりと抑え始めている岩田稔に矢野監督もリーグ後半戦、期待を寄せている。

プロ14年目を迎えた岩田稔が、中継ぎ投手として1軍でどのような投球を披露してくれるのか注目だ。

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