154km出た!二者連続空振り三振奪った齋藤友貴哉
7月23日に、ウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、阪神タイガース先発の二保旭に代わり、2番手でマウンドに上がった齋藤友貴哉は、2回を37球で1安打無失点2奪三振2四球と無失点ピッチングを披露し、リーグ後半戦へ弾みをつけた。
3回、阪神タイガース先発の二保旭に代わり、2番手でマウンドに上がった齋藤友貴哉は、先頭打者の渡辺勝を1球でサードゴロに打ち取るも、岡林勇希にフォアボール、遠藤一星にライト前ヒットを放たれ、1アウト1、2塁のピンチを招くも、A・マルティネスをセンターフライ、ガーバーをセカンドゴロに打ち取り、ピンチを凌ぐと、4回も続投し、先頭打者の山下斐紹を3球でセカンドゴロに打ち取り、石垣雅海にフォアボールを許すも、ワカマツ、石岡諒太を二者連続の空振り三振に切って取り、無失点で切り抜けた。
この日最速の154kmのストレートと落差抜群のフォークで二者連続の空振り三振を奪った齋藤友貴哉は「154キロが出た感じは無かったんですけど、軽く投げても力感は出ていた。もう一つ上の段階に行くために精度を上げていきたい」。とリーグ後半戦を見据え、更なるレベルアップを誓った。
5月19日に今季1軍初昇格を果たした齋藤友貴哉は、28日の西武ライオンズ戦で1軍初勝利を挙げるなど、リーグ前半戦は12試合に登板し、1勝1敗1H29奪三振、防御率3.14という結果を残し、1軍定着を果たした。
リーグ後半戦でもしっかりと1軍で投げ続ける為、齋藤友貴哉は「1軍に食らいつくという目標がある。五輪ブレークでのアピールが大事」。と闘志を燃やす。
この試合で見せた150km超のストレートと落差抜群のフォークを1軍のマウンドでもしっかりと発揮することを矢野監督も期待している。
まずは、リーグ後半戦へ向け、齋藤友貴哉にはエキシビションマッチでしっかりと結果を残してもらいたい。
公開日:2021.07.25