千賀から適時三塁打放った陽川尚将
8月10日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「5番・DH」で先発出場した陽川尚将は、3打数2安打1打点1四球1盗塁と、タイムリースリーベースヒットを放つなど、マルチヒットを記録し、リーグ後半戦での1軍昇格へ大きなアピールをした。
2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った陽川尚将は、ソフトバンクホークス先発の千賀滉大の4球目154キロのストレートをレフトへ運ぶと、3回2アウト2塁のチャンスの場面で、千賀滉大の3球目154キロのストレートを捉え、左中間へタイムリースリーベースヒットを放ち、千賀滉大からマルチヒットを記録した。
千賀滉大からタイムリースリーベースヒットを放つなどマルチヒットを記録した陽川尚将は、打撃不調から抜け出す価値ある一打となった。
平田2軍監督からは、打撃不振のどん底から抜け出したと、ここから更なる打撃復調で、リーグ後半戦での1軍復帰に期待を寄せた。
矢野監督も陽川尚将の打撃復調気配に、リーグ後半戦での1軍再昇格に意欲を示している。
陽川尚将には、リーグ後半戦、阪神タイガースのリーグ優勝へ向け、ホームランを量産し、固定されつつあるスタメンを奪取する活躍を見せてもらいたい。
公開日:2021.08.11