7戦連続0封で防御率1.42の及川雅貴
8月14日に京セラドーム大阪で行われた広島カープ戦に、阪神タイガース先発の二保旭に代わり、2番手でマウンドに上がった及川雅貴は、1.2回を25球で無安打無失点と7試合連続無失点を記録し、リーグ後半戦初登板でしっかりと結果を残し、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
阪神タイガース先発の二保旭が坂倉将吾、林晃汰に2者連続のソロホームランを浴び、3失点でマウンドを降り、6回1アウト走者なしの場面で2番手でマウンドに上がった及川雅貴は、2者連続のソロホームランで勢いに乗りたい広島カープ打線に対し、松山竜平をセカンドゴロ、西川龍馬をサードゴロに打ち取り、流れを断つと、7回も続投し、先頭打者の石原貴規をサードゴロ、野間峻祥をピッチャーゴロ、上本崇司をライトフライに打ち取り、アルカンタラへ無失点でバトンを繋いだ。
二保旭が2者連続のソロホームランを浴びた直後の悪い流れを無失点で切り抜けた及川雅貴は、久しぶりの中継ぎで緊張したが、しっかり腕を振って投げることができたと、先発候補としても期待され、オリピックブレイク期間は先発での調整を続けらながらも、リーグ後半戦中継ぎとしてしっかりと初登板で結果を残し、納得の表情を見せた。
左の中継ぎには、岩貞祐太がエキシビションマッチでしっかりと結果を残し、リーグ後半戦から1軍に帰ってきているが、現状は及川雅貴の方が首脳陣の信頼は厚くなっている。
この試合も無失点で切り抜けた及川雅貴は、7試合連続無失点を記録し、防御率1.42と素晴らしい数字を残している。
及川雅貴の目覚ましい活躍に、矢野監督もイニングまたぎでもしっかりと抑えてくれたからこそ、勝利に結びついたと、勝利の方程式入りへ大きな期待を寄せている。
及川雅貴には、引き続き無失点記録を伸ばしてもらい、防御率0点台に突入し、満を持して勝利の方程式入りを果たし、阪神タイガースのリーグ優勝へ大きく貢献してもらいたい。
公開日:2021.08.15