小野寺暖が満塁弾含む3H6打点の大暴れ
8月15日に行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「6番・三塁」で先発出場した小野寺暖は、4打数3安打6打点1四球1HRと満塁ホームランを含む6打点の活躍で、1軍再昇格へ大きなアピールをした。
マルテの先制2ランホームランで幸先良く2点を奪った初回、2アウト1塁の場面で打席に立った小野寺暖は、オリックスバファローズ先発の東晃平2球目139キロのストレートをレフトへ運ぶと、3回1アウト満塁のチャンスの場面で、オリックスバファローズ2番手・榊原翼の4球目137キロのストレートを捉え、レフトへの満塁ホームランを放ち、マルチヒットを記録すると、9回2アウト1、3塁のチャンスの場面で、オリックスバファローズ7番手・山岡泰輔の初球143キロのストレートをセンターへ弾き返し、2点タイムリースリーベースヒットを放ち、6打点の大暴れで猛打賞を記録した。
満塁ホームランに、2点タイムリースリーベースヒットを放ち、6打点の大暴れで猛打賞を記録した小野寺暖は、1軍で通用するバッティングを身につける為、取り組むコンパクトなバッティングに手応えを掴んだ。
平田2軍監督は、小野寺暖の3安打6打点1HRの活躍に、素晴らしいと絶賛し、1軍の速いストレートに負けないように取り組んでいるコンパクトなバッティングがしっかりできていると1軍での課題克服へ前進していると明かした。
コンパクトなバッティングにしても、ちゃんと角度がつけば、ホームランが出るということをこの試合で小野寺暖は掴んだのではないだろうか。
満塁ホームランに、2点タイムリースリーベースヒットと目覚ましい活躍を見せた小野寺暖に対し、矢野監督も熱視線を送っており、1軍再昇格のタイミングを伺っている。
小野寺暖には、1軍で通用する打撃を身につけてもらい、1軍でもこの試合のような長打連発の固め打ちを披露できる状態で1軍に再昇格してもらいたい。
公開日:2021.08.16