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2戦連続猛打賞で打率.312!島田海吏に負けじと1軍再昇格へコンパクトな打撃に磨きをかけるのは!?

2試合連続の猛打賞の小野寺暖

8月20日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「6番・三塁」で先発出場した小野寺暖は、4打数3安打1盗塁と2試合連続の猛打賞を記録し、1軍再昇格へ大きなアピールをした。

2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った小野寺暖は、ソフトバンクホークス先発の大竹耕太郎の初球109キロのカーブをライトへ運ぶと、4回ノーアウト1塁の場面で、再び大竹耕太郎の2球目スライダーをレフトへ弾き返し、高山俊の2点タイムリーヒットを呼び込むと、8回ノーアウト1、2塁のチャンスの場面で、ソフトバンクホークス4番手・泉圭輔の5球目146キロのストレートをセンターへ運び、ノーアウト満塁のチャンスを演出し、遠藤成、榮枝裕貴のタイムリーヒットを呼び込んだ。

2試合連続の猛打賞を記録した小野寺暖は、1軍再昇格へさらなる活躍を誓った。

小野寺暖は4月18日に育成から支配下登録され、24日に1軍に初昇格して初出場を果たしたが、30日に出場選手登録を抹消された。しかし、その後も2軍で打率3割を残すなど好調を維持し続け、6月8日に今季2度目の1軍昇格を果たし、9日の日本ハムファイターズ戦で初の先発出場を果たしたが4打数ノーヒットに終わるも、翌日10日の日本ハムファイターズ戦でも2試合連続となる「7番・左翼」でスタメン起用され、第2打席目でセンター前にプロ初安打を放った。

しかし、6月13日に楽天イーグルス戦に先発したジョー・ガンケルに代わり、出場選手登録を抹消され、2軍降格となり、その後6月はファームで過ごし、7月1日のヤクルトスワローズ戦で今季3度目の1軍昇格を果たしも、翌日2日の広島カープ戦でも快音残せず、2軍降格となっていた。

エキシビションマッチでも1軍投手相手にヒットを放ったが、課題も見つかった。

1軍で通用するバッティングを身につける為、コンパクトなバッティングに取り組んでいる。

15日のオリックスバファローズ戦でもコンパクトなバッティングに取り組んでおり、その中でホームランを放った小野寺暖は、コンパクトなバッティングにしても、ちゃんと角度がつけば、ホームランが出るということを確信した。

コンパクトなバッティングを続けて、2試合連続の猛打賞の小野寺暖。

さらにコンパクトなバッティングに磨きをかけ、2軍首位打者を独走する結果を残し、エキシビションマッチでもヒットを放ち、リーグ後半戦1軍昇格を掴んだ島田海吏に負けず、しっかりと結果を残し、1軍再昇格を掴んでもらいたい。

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