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最速150kmで5回0封2K!藤浪&二保の2軍落ちで先発に悩む矢野監督が待ち望む阪神期待の左腕とは!?

実戦復帰5戦目で5回クリアした高橋遥人

8月22日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、上肢のコンディション不良でリハビリ中だった高橋遥人が先発出場し、5回を61球で2安打無失点2奪三振1四球と7月25日に実戦復帰してから5度目の登板で、初めて5回をクリアし、1軍復帰へ大きく前進した。

初回、先頭打者の上林誠知をショートゴロで打ち取ると、川瀬晃をサードゴロ、野村大樹をライトフライに打ち取り、初回を無失点で切り抜けると、2回は先頭打者の中谷将大をショートゴロ、増田珠をショートライナー、柳町達をファーストゴロに仕留め、2イニング連続で三者凡退に抑えたが、3回は水谷瞬に内野安打を許すと、高田知季に送りバントを決められ、この試合初めて得点圏にランナーを置くと、海野隆司にフォアボールを与え、1アウト1、2塁のピンチを背負うも、上林誠知をダブルプレーに切って取り、最大のピンチをしのぐと、4回は三者凡退に抑え、5回は柳町達に二塁打を放たれるも、最後は高田知季を見逃し三振で切って取り、5回無失点2奪三振の好投を披露した。

最速150キロを記録し、5回61球2安打無失点2奪三振と好投した高橋遥人は、実戦復帰から5度目の登板で、初めて5回をクリアできたことに納得の表情を見せた。

高橋遥人は2月16日の楽天イーグルス戦の登板後、違和感があった為、沖縄県内の病院で診察を受け、「右脇腹の筋挫傷」と診断され、キャンプでは別メニュー調整となり、開幕後も2軍で戦列復帰へ向け、慎重に調整を進め、3月上旬にはキャッチボールを再開したが、3月下旬に再びコンディション不良で投球再開のメドが立たなくなっていたが、6月8日に離脱後初となる投球練習を再開し、7月13日に打撃投手を務めるなど、慎重に段階を踏んできた。

そして、7月25日のウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦で5カ月ぶりに実戦復帰を果たし、1回13球無安打無失点1奪三振と最速150kmをマークするなど無失点ピッチングの好投を披露し、リーグ後半戦での1軍昇格に向けて大きな一歩を歩み始め、実戦復帰後4度目の登板で初先発を務め、この試合で初めて5回をクリアし、予定通りのステップを踏み、順調な回復ぶりを見せている。

平田2軍監督は、5回を61球で2安打無失点2奪三振1四球で終えた高橋遥人に対し、100球投げないと(故障者リストは)クリアできないと話しており、1軍昇格へ向け、次回登板で100球をクリアを目指す。

藤浪晋太郎に二保旭が期待に応える投球ができず、2軍落ちし、先発不足に悩む矢野監督は、高橋遥人の1軍復帰を心待ちにしている。

早期1軍復帰へ発破を掛けられている高橋遥人だが、しっかりと自分の納得のいく投球ができる状態で1軍復帰を果たしてもらい、阪神タイガースのリーグ優勝へ向け、1軍マウンドで、素晴らしい投球を披露してもらいたい。

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