代打で2試合連続安打放った糸井嘉男
8月28日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、阪神タイガース先発の村上頌樹に代わり、代打で途中出場した糸井嘉男は、3打数2安打とマルチヒットを放ち、代打で2試合連続安打を記録し、存在感を放った。
4回ノーアウト1塁の場面で村上頌樹に代わり、代打で打席に立った糸井嘉男は、広島カープ先発の野村祐輔の4球目131キロのカットボールをコンパクトなスイングで捉え、ライト線へ落とし、楽々2塁へ到達し、近本光司のタイムリーヒット、中野拓夢の犠牲フライを呼びこむと、6回は先頭打者で打席に立つと、広島カープ3番手・ケムナ誠の10球目117キロのカーブに体勢を崩されながらも、なんとかバットに当て、センター前に落とし、マルチヒットを記録した。
代打から反撃のきっかけを作る2打席連続安打を放ち、存在感を示した糸井嘉男は、必死だったと語り、与えられたところで全力でやっていくしかないと意気込んだ。
少ないチャンスをものにし、結果を残した糸井嘉男に対し、矢野監督はいい形で嘉男が打ってくれたからこういう試合になった。まだまだ元気な姿をみせてくれていると、絶賛した。
代打から反撃のきっかけを作る2打席連続安打を放ち、結果を残した糸井嘉男だが、勝ちきれなかったことにい悔しさを爆発させ、29日の広島カープ戦は勝って甲子園に帰ると力強く語った。
寝違えも治り、マルテの復活が秒読みの中、ベテラン糸井嘉男が得点圏でヒットを打てていない阪神タイガース打線に、一筋の光をもたらしている。
糸井嘉男にはマルテ復活の前に、スタメン起用のチャンスを与え、阪神タイガース打線の起爆剤となってもらいたい。
公開日:2021.08.29