4打席全てで出塁し6戦連続安打の糸原健斗
9月22日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、「3番・二塁」で先発出場した糸原健斗は、2打数2安打2四球と、4打席全てで出塁し、6試合連続安打を記録し、存在感を放った。
初回2アウト走者なしの場面で打席に立った糸原健斗は、中日ドラゴンズ先発の松葉貴大の4球目121キロのスライダーをバットに当て、ショートへの内野安打で出塁すると、3回は6球粘ってフォアボール、6回は先頭打者で、松葉貴大の2球目127キロのカットボールを左中間へ運ぶツーベースヒットを放ち、8回は6球粘って再びフォアボールを奪い、マルテのタイムリーヒットを呼び込んだ。
2安打2四球と、4打席全てで出塁した糸原健斗は、塁に出たり、いい形でつないだり、そういったところが自分の役割と存分に役目を果たしている。
この試合、4打席全てで出塁し、マルチヒットを記録した糸原健斗は、3番に入った14日のヤクルトスワローズ戦から6戦連続安打、ここ5試合では15打数9安打2打点5四球、打率.600とヒットを量産し、矢野監督の3番抜擢の期待に応えている。
しかし、糸原健斗が4打席全てで出塁し、チャンスメイクするも、中日ドラゴンズに競り負け、20日ぶりに首位をヤクルトスワローズに明け渡した。
あと1本が出ず、接戦を落とす試合が増えている阪神タイガース。
阪神タイガースがリーグ優勝へ大きな壁にぶち当たる中、糸原健斗はやるしかないですし、また明日からチーム一丸となって目の前の試合を勝てるように頑張っていきたいと、気合を入れ直した。
打撃の調子を取り戻した糸原健斗がチャンスメイクだけでなく、勝負所で1本が出せる状況を阪神打線が作れるかが阪神タイガースのリーグ優勝への大きな鍵となりそうだ。
公開日:2021.09.23