今季11度目のマルチヒット記録したロハス
10月24日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、「6番・左翼」で先発出場したメル・ロハス・ジュニアは、3打数2安打1四球と今シーズン11度目のマルチヒットを記録し、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
2回1アウト1塁の場面で打席に立ったロハスは、広島カープ先発の九里亜蓮の6球目130キロのツーシームをセンターへ運び、チャンスを拡大し、佐藤輝明の24号3ランホームランを呼び込むと、8回先頭打者で打席に立ったロハスは、広島カープ3番手・ケムナ誠の4球目146キロのストレートをセンターへ弾き返し、坂本誠志郎のタイムリースリーベースヒットを呼び込んだ。
チャンスを作り出す2本のヒットで、今シーズン11度目のマルチヒットを記録したロハスは、納得の表情を見せた。
ロハスは、10月に入り、5度のマルチヒットを記録しており、今シーズン記録している11度のマルチヒットの半分を10月で記録している。
21日の中日ドラゴンズ戦では、阪神タイガース打線が今シーズン苦しめられていた柳裕也からツーベースヒットを放ち、柳攻略の糸口を切り開き、23日の広島カープ戦では、好投見せる森下暢仁から四球を選び、佐藤輝明のレフト前ヒットで三塁へ頭から突っ込む好走塁を披露し、坂本誠志郎のセンターへのタイムリーヒットを呼び込み、価値ある同点劇を生んだ。
10月から躍動続けるロハスは、ここ3試合で10打数5安打1打点、打率.500と打撃絶好調の兆しを見せている。
矢野監督も復活弾となる24号3ランホームランを放った佐藤輝明以上に、阪神打線を活気づけるチャンスメイクを続けるロハスにCSへ向け、大きな期待を寄せている。
来シーズン残留へロハスは全身全霊を掛け、阪神タイガースの勝利の為に貢献する心づもりだ。
リーグ最終戦、CSでのロハスの活躍に注目だ。
公開日:2021.10.26