来シーズン残留かはスアレス本人次第
今シーズン、62試合に登板し、1勝1敗42S、防御率1.16と、セ・パ両リーグ唯一の40セーブを挙げ、セーブ王を確定させ、阪神タイガースの絶対的守護神となったロベルト・スアレス。
そのスアレスがメジャー球団を含めた国内外球団への流出危機であることが10月29日に分かった。
その理由は、昨オフにスアレスと結んだ2年契約は、2年目をどうするかスアレス側に選択権を与える契約となっており、11月中に交渉がまとまらなければ自由契約となり、争奪戦に発展する形となってしまうのだ。
従って、スアレスが来シーズンも阪神タイガースで戦いたいと思わせられるかどうかが来シーズンのスアレス残留に大きな影響を与える。
阪神タイガースがすでに、スアレス残留を後押しする行動を見せており、30日に3日ぶりに行われた全体練習では、10月初旬にスアレスが試合前の円陣で語ったメッセージ「Play Tigers Baseball」がプリントされたTシャツを全員で着用し、CS突破へ向け、秋晴れの甲子園でCSファーステージに向けてチーム一丸となった。
16年ぶりVを逃した阪神タイガースは、17年ぶりVを来シーズン掴むため、なんとしてもCSを突破し、日本一を奪い、スアレスに来シーズンも阪神タイガースで共に戦いたいと思ってもらえるようにしなければならない。
公開日:2021.10.31