スアレス退団で阪神が獲得調査行う新守護神候補ケラー
阪神タイガースで2年連続セーブ王のロベルト・スアレスがメジャー移籍を目指し、阪神タイガースを退団することが報じられた。
スアレスは元々メジャー志向が強く、2年目をどうするかスアレス側に選択権を与える契約となっており、日本球界で最速163kmの直球を武器に2年連続セーブ王に輝き、メジャー球団の評価が昨年以上に高まり、最高潮となった今、来季31歳のスアレスにとって、ラストチャンスにして最大のチャンスを掴む決断をした。
不動の守護神流出は、大きな戦力ダウンだが、スアレスの退団を見越して、阪神タイガースは水面下で、ポスト・スアレスの獲得調査を進めてきた。
スアレスの退団が確定したことで更なる本格調査を進めているとされるのが、今シーズン、パイレーツで32試合に登板し、33回1/3で36奪三振の結果を残した28歳右腕のカイル・ケラーだ。
身長193cmから投げ下ろす最速157kmの直球と大きなパワーカーブを組み合わせ、三振が奪える剛球型右腕だ。
来季も助っ人8人体制を継続する方針とされる阪神タイガースは、その他にも、獲得調査を進めている選手はいるようだが、果たして、スアレスの穴を埋める阪神タイガースの新守護神の獲得は成功するのか。
公開日:2021.12.02