OP戦4戦連続無失点で勝利の方程式入りへ前進した小野泰己
3月16日にペイペイドームで行われたソフトバンクホークスとのオープン戦に、阪神タイガース3番手でマウンドに上がった湯浅京己は、1回を21球で無安打1奪三振2四球とピンチを背負うも無失点に抑え、勝利の方程式入りへ大きなアピールをした。
8回から阪神タイガース3番手でマウンドに上がった小野泰己は、先頭打者の上林誠知にフォアボールを許すも、続く栗原陵矢を2球目152キロのストレートでキャッチャーフライに打ち取る。その後、松田宣浩には7球粘られ、フォアボールを許し、1アウト1、2塁のピンチを背負うも、中村晃を3球目139キロのフォークでピッチャーゴロ、リチャードを3球目137キロのスライダーで空振り三振を奪い、無失点で切り抜けた。
矢野監督がひとつ噛み合えば、勝ちパターンに入ってくるような能力の持ち主と評価する小野泰己が、この試合も無失点で切り抜けた。これでオープン戦5試合連続自責点0、4試合連続無失点と結果を残し、勝利の方程式入りに大きく前進した。
同じく勝利の方程式入りを目指す湯浅京己も素晴らしい仕上がりを見せており、昨シーズン悩まされた中継ぎ右腕不足は解消されそうだ。
小野泰己がこのまま、オープン戦で結果を残し続け、勝利の方程式入りをつかみ取れるか注目だ。
公開日:2022.03.18