開幕から9試合連続安打記録した大山悠輔
4月3日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツ戦に、「5番・一塁」で先発出場した大山悠輔は、3打数1安打1四球と、チーム唯一の開幕から9試合連続安打を記録した。
糸井嘉男の2ランホームランで反撃の狼煙を上げた6回2アウト走者なしの場面で打席に立った大山悠輔は、読売ジャイアンツ先発の赤星優志の4球目120キロのカーブをショートの深いところに転がし、坂本勇人が逆シングルで送球するもセーフとなり、ショートへの内野安打を記録した。
開幕から9試合連続安打と大山悠輔の打撃好調とは裏腹に、チームは開幕9連敗を喫した。
今シーズン未だ1勝もできていない状態で、本日4月5日に甲子園開幕を迎える。
なんとしても、甲子園での開幕10連敗阻止と、今シーズン初勝利を甲子園で迎え、阪神タイガースの息を吹き返したい。
その起爆剤として、佐藤輝明のホームランを望む声が多いが、それ以上に大山悠輔の一発に期待したい。
昨シーズン得点圏打率.205とチャンスで打てなかった大山悠輔は、得点圏打率の改善を今シーズンのテーマに掲げている。
思い出してみれば、昨季チャンスの場面で打席がとことん回ってきたのが、大山悠輔だった。
しかし、得点圏打率を見ればわかる通り、結果を出せなかった。
今シーズンも佐藤輝明を警戒して、大山悠輔の打席で多くのチャンスが回ってくるだろう。
そこで、大山悠輔が一発放てる恐怖の5番打者になれれば、阪神タイガース打線は一気に上昇するはずだ。
佐藤輝明のホームランにも期待したいが、それ以上に大山悠輔がチャンスで一発が放てる恐怖の5番打者になってくれることを期待したい。
公開日:2022.04.05