2度のチャンス演出したメル・ロハス・ジュニア
4月14日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、途中出場したメル・ロハス・ジュニアは、2打数2安打と途中出場ながら、今シーズン初のマルチヒットを記録し、存在感を放った。
6回1アウト1塁の場面で打席に立ったロハスは、中日ドラゴンズ先発の柳裕也の134キロのカットボールをライトへ運び、1アウト1、2塁のチャンスを作る。8回2アウト2塁のチャンスの場面では、再び柳裕也の121キロの縦スライダーをライトへ運び、今シーズン初のマルチヒットで、2度のチャンスを演出した。
出番が来たら結果が出せるようにと、メンタルを強く持って準備していたロハスは、途中出場ながら2度のチャンスメイクと役割を果たし、納得の表情を見せた。
ランナーがいる場面で2本のヒットを放ち、打撃の状態が上向き始めたロハスを、今こそスタメンで使い続け、韓国でMVPに輝いた本来の力を解き放つきっかけを与えるべきではないだろうか。
未だ1勝しかできず、チームの雰囲気も静なり返ってしまっている阪神タイガースには、ロハスの覚醒でホームランを量産する姿が必要だ。
ロハスを継続的に先発させ、覚醒させることができれば、阪神タイガースの救世主になることは間違いない。
ロハスが甲子園だろうが、関係なくホームランを量産する姿が見られることを期待したい。
公開日:2022.04.15