実戦復帰即2安打2打点と躍動した原口文仁
4月19日に鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、下肢のコンディション不良で別メニュー調整が続いていた原口文仁が「3番・一塁」で実戦復帰。3打数2安打2打点と活躍し、1軍昇格へアピールした。
3回1アウト満塁のチャンスの場面で、打席に立った原口文仁は、広島カープ先発の森翔平の初球137キロのチェンジアップを捉え、レフト線へライナーで2点タイムリーツーベースヒットを放つ。続く5回ノーアウト1塁の場面では、再び森翔平の4球目124キロのカーブをレフトへヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
2月20日の2軍安芸キャンプの西武ライオンズ戦以来、58日ぶりのゲームでブランクを感じさせない力強いスイングを披露し、問題なくプレーした原口文仁は、野球ができる喜びを噛み締めた。
一塁での出場となったこの試合では、一塁から若手投手へ惜しみなく声かけをし、チームをもり立てる姿も目立った。
58日ぶりの試合にも関わらずバッティングは問題なさそうな原口文仁には、早々と一軍復帰を果たしてもらい、原口文仁の持ち前の明るさで、勝てない阪神タイガースの空気を一蹴してもらいたい。
原口文仁が早期1軍復帰を果たし、1軍でも躍動する姿に期待したい。
公開日:2022.04.20