俊足飛ばして三塁打放った島田海吏
5月8日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、「2番・右翼」で先発出場した島田海吏は、4打数1安打と今シーズン初のスリーベースヒットを放ち、先制点を呼び込み、阪神タイガースの勝利に貢献した。
3回、2アウト走者なしの場面で打席に立った島田海吏は、中日ドラゴンズ先発の柳裕也の4球目130キロのチェンジアップを捉え、ライト線の奥深くまで打球を飛ばすと、自慢の快足を飛ばし、普通の選手なら2塁止まりの所を一気に3塁にまで到達し、先制点を呼び込んだ。
5月1日の巨人戦で価値あるダメ押しタイムリーヒットを放ち、評価を上げ、スタメン起用の機会が増えつつある島田海吏が、またしても矢野監督が喜ぶプレーを見せたことで、更なるスタメン起用の機会が増えてきそうだ。
島田海吏がブレイクをし、1番・近本光司、2番・島田海吏、3番・中野拓夢という上位打線を組めれば、矢野監督が得意の足で揺さぶる野球が体現できることになる。
一度負けると、連敗が続く嫌な流れは、鬼門バンテリンドームに封印し、10日から始まる甲子園での広島カープ3連戦から心機一転、6連勝を超える連勝を見せてもらいたい。
6連勝を超える連勝の立役者として島田海吏が躍動し、大ブレイクを果たしてくれることを期待したい。
公開日:2022.05.09