今シーズン初打席で初ヒット放った陽川尚将
5月10日に阪神甲子園球場で行われた広島カープ戦に、出場選手登録を抹消された山本泰寛に代わり、1軍に昇格した陽川尚将が代打で途中出場し、1打数1安打と今シーズン初打席で初ヒットを放ち、存在感を放った。
6回1アウト走者なしの場面で、阪神タイガース先発の西勇輝に代わり、代打で打席に立った陽川尚将は、広島カープ先発の床田寛樹の2球目138キロのツーシームをレフト前にはじき返し、今シーズン初打席で初ヒットを記録した。
陽川尚将には、5月1日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦で放った大谷翔平級の決勝点となる4号ソロホームランのような、沈黙する阪神タイガース打線を起爆させるホームランを矢野監督も期待している。
そのことを十分理解している陽川尚将は、初打席で初ヒットで浮かれることなく、次の打席での結果に目を向けているのだ。
今シーズン何としても結果を残し、1軍定着、そしてレギュラーを奪取したい陽川尚将には、平田2軍監督が絶賛した大谷翔平級のビックフライを1軍の舞台で連発してもらいたい。
集中力を高め、臨む陽川尚将の今シーズン2打席目に注目したい。
公開日:2022.05.11