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5回1失点で2軍防御率1.13!キレと制球取り戻し1軍復帰のめど立った伊藤将司

5回1失点の好投で1軍復帰のめど立った伊藤将司

5月15日に鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、阪神タイガース先発としてマウンドに上がった伊藤将司は、5回を57球で5安打1失点1奪三振2四球と好投を披露。20日からの巨人との3連戦で1軍復帰を果たす見込みとなった。

伊藤将司は4月12日の中日ドラゴンズ戦の後、阪神タイガースが実施したPCR検査で陽性と判定され、チームから離脱。同21日に2軍に合流し、今回が4度目の登板となっていた。

初回、川原田純平、緒方理貢、真砂勇介の3人を内野ゴロに片付ける順調な立ち上がりを見せた伊藤将司は、2回もデスパイネをショートゴロ、ガルビスをファウルフライ、増田珠をショートゴロに抑え、2イニング連続三者凡退に打ち取る。続く3回は九鬼隆平、4回は真砂勇介と2イニング連続でショートゴロのダブルプレーを奪い、ランナーは許すものの得点のチャンスは与えないピッチングを披露。

5回はデスパイネを4球でサードゴロに打ち取るも、ガルビス、増田珠、野村大樹に3連打を浴び、1点は許したが、変化球を低めに集め、5回を57球と省エネ運転のピッチングを披露した。

5回1失点の好投で1軍復帰のめどが立った伊藤将司は、変化球を低めに丁寧に投げられていたのが一番よかったと納得の表情を見せつつ、直球には課題が残ると1軍登板に向け、更なる進化を誓った。

コロナ陽性で共に2軍降格となっていた藤浪晋太郎より先に伊藤将司が1軍復帰のチャンスを掴んだ。

藤浪晋太郎も17日からの2軍中日ドラゴンズ3連戦でイニング制限を設けず、本番モードで先発し、1軍への復帰準備を進める。

18戦連続3失点以下と好投を続ける阪神タイガース投手陣に、伊藤将司、藤浪晋太郎が復帰すれば、より強固な投手陣を形成できる。

DeNAベイスターズに、2試合連続で5得点以上を奪い、阪神タイガース打線の調子も上向き始めている。

この2連勝から阪神タイガースの逆襲が始まることを期待したい。

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