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12試合連続無失点で5月防御率0.00!ブルペン陣の柱としての自覚が漂い始めたラウル・アルカンタラ

12試合連続無失点と好投続けるアルカンタラ

5月17日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、阪神タイガース3番手としてマウンドに上がったラウル・アルカンタラは、2/3回を7球で1安打無失点と、12試合連続無失点を記録し、存在感を放った。

7回1アウトの場面で、阪神タイガース2番手の渡邉雄大に代わり、3番手でマウンドに上がったアルカンタラは、中村悠平に4球目154キロのストレートを捉えられ、センターへヒットを許すも、続く青木宣親を初球147キロのストレートでサードファールフライ。最後はオスナを2球目150キロのストレートでキャッチャーファールフライと、わずか7球でヤクルト打線を抑える好投を披露した。

12試合連続無失点を記録したアルカンタラは、リードしている状況で0点で繋ぐことができて良かったと納得の表情を見せた。

8日の中日ドラゴンズ戦で、今シーズン初勝利を手にしたアルカンタラは、さらに調子を上げ、これからも頑張っていきたいと前向きな気持ちを語っていた。また今後も自分だけでなく、ブルペン陣全体も盛り上げていきたいと意欲を見せており、ブルペン陣の柱としての自覚が漂い始めている。

アルカンタラが最後に失点したのは、4失点を喫した4月3日の巨人戦だ。

そこから、無失点ピッチングを続け、5月に入っても無失点の好投で、5月防御率0.00と素晴らしい結果を残し、気づけば阪神タイガース7回の男と化した。

アルカンタラ、湯浅京己、岩崎優と勝利の方程式が完成し、点さえ取れれば、勝てるチームになってきている。

なんとかして、得点を奪い、阪神タイガースが再び連勝街道に突き進むことを期待したい。

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