降格後7試合目で初めての一発放ったロハス
5月22日にくら寿司スタジアム堺で行われたファームのオリックスバファローズ戦に、「3番・左翼」で先発出場したメル・ロハス・ジュニアは、4打数2安打4打点1HRと、降格後7試合目で初めての一発となる3ランホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。
江越大賀のタイムリーツーベースヒットで2点を先制した5回、2アウト3塁のチャンスの場面で打席に立ったロハスは、オリックスバファローズ3番手の山田修義の4球目スライダーを捉え、レフトへの2点タイムリーツーベースヒットで、追加点をもたらした。
さらに、7回1アウト1、3塁のチャンスの場面で、オリックスバファローズ5番手の中川楓の初球120キロのスライダーを完璧に捉え、打った瞬間ホームランと確信する3ランホームランをライトポール際に放った。
ロハスは、今シーズン28試合に出場し、打率.175、3本塁打、9打点と思うような結果が残せず、打撃不振のため、12日に出場選手登録を抹消されていた。
2020年オフに、韓国リーグMVPの肩書きを引っ提げて、2年契約で阪神タイガースにやってきただけに、このまま終わるわけにはいかない。
なんとか日本のプロ野球にアジャストし、結果を残したいと日々努力しているロハスだけに、何としても2軍で打撃の状態を上げ、1軍に再昇格し、ホームランを量産する活躍を期待したい。
2軍降格後は、7試合連続安打とまだ1試合もノーヒットを記録しておらず、このままこの試合のようなホームランを連発すれば、最短での1軍復帰の可能性も十分にある。
打撃の状態を上げ、打った打球もどんどん上に上げていき、ロハスには甲子園でホームランを連発する姿を見せて欲しい。
公開日:2022.05.23