2試合連続無失点の好投披露した浜地真澄
6月10日に鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、阪神タイガース5番手でマウンドに上がった浜地真澄は、1回を11球で無安打無失点1奪三振と2試合連続無失点の好投を披露。右下肢張りでの抹消から着実に回復し、1軍再昇格へステップを踏んでいる。
9回、阪神タイガース4番手・守屋功輝に代わり、5番手でマウンドに上がった浜地真澄は、先頭打者のリチャードを6球目133キロのカットボールで空振り三振に切って取ると、笹川吉康を4球目ストレートでセカンドゴロ。さらに九鬼隆平を初球120キロのカープでショートゴロに仕留め、わずか11球でソフトバンクホークス打線を三者凡退に抑えた。
浜地真澄は、プロ6年目の今シーズン、中継ぎで17試合に登板し、防御率1.76。ビハインドの場面を中心に安定した投球を続けていたが、5月15日のDeNAベイスターズ戦の8回に登板し、打者3人、1/3回で降板。右下肢の張りで16日に登録を抹消されていた。
登録抹消後は、2軍で調整を続け、6月7日のオリックスバファローズ戦で実戦復帰し、1回を9球で無安打無失点1奪三振の好投を見せていた。
2試合連続少ない球数で、無安打無失点の好投を披露し、1軍復帰は時間の問題となってきた浜地真澄。
チーム最多23試合に登板し、現在16試合連続無失点で、防御率0.82と阪神タイガースの中継ぎ陣をリードしてきた湯浅京己が疲労回復の為、2軍調整中の今こそ、浜地真澄が復活し、現在不在の8回の男として躍動してもらいたい。
浜地真澄が1軍に復帰し、どのような場面でどのような投球を披露してくれるのか注目だ。
公開日:2022.06.11