先制適時打で10得点の猛攻呼んだ糸原健斗
6月25日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズ戦に、「6番・三塁」で先発した糸原健斗は、2打数1安打1打点2四球。10得点の猛攻呼ぶ先制のタイムリーヒットを放ち、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
初回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った糸原健斗は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の4球目134キロのスライダーに食らいつき、しぶとく1、2塁間を破る先制のタイムリーヒットを放った。
先制のタイムリーヒットを放った糸原健斗は、チームがつないでくれた満塁の打席で、追い込まれながらもしぶとく打ち返すことができたことに、安堵の表情を見せた。
糸原健斗は、24日の中日ドラゴンズ戦でも、大野雄大から満塁のチャンスで、ショートの頭を越えるレフト前へのタイムリーヒットを放ち、2点を勝ち越す大仕事をやってのけており、今シーズン、満塁の場面で9打数4安打8打点、打率.444と満塁男の活躍を見せている。
4番・佐藤輝明、5番・大山悠輔を敬遠しても、今は糸原健斗が持ち味のしぶとさ、勝負強さを取り戻し、しっかりと得点にすることが出来ており、脅威の打線となっている。
春先、不振にあえぎ苦しんだ分、ここから糸原健斗には、春先の遅れを取り戻す活躍を継続してもらいたい。
公開日:2022.06.26