和田豊に並ぶ24戦連続安打記録した近本光司
6月28日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズ戦に、「3番・中堅」で先発出場した近本光司は、4打数1安打。和田豊に並ぶ24試合連続安打を記録した。
3回、2アウト1塁の場面で打席に立った近本光司は、DeNAベイスターズ先発の大貫晋一の3球目137キロのスプリットをライトへ弾き返し、連続試合安打記録を「24」に伸ばした。
3回の守備では、桑原将志が放った近本光司の頭を越えるツーベースヒットの打球処理で、ワンバウンドし、壁にはね返ったボールを腕を伸ばして、ボールが跳ね返った瞬間に捕球し、すかさず中継のセカンド・中野拓夢にボールを送った。
このプレーに対し、阪神タイガースファンから賞賛の拍手が送られた。
24試合連続安打を記録した近本光司は、過去に23試合連続安打を放っているオリックスバファローズ時代のイチロー、西武ライオンズの松井稼頭央、ヤクルトスワローズの青木宣親らの記録を超えた。
阪神タイガースでは、1997年に和田豊が記録しており、歴代5位で並んだ。
プロ野球の連続試合安打記録は、広島カープの高橋慶彦が33試合連続で記録し、これが日本最長。
左打者に限れば、広島カープへの入団が決まった元西武ライオンズの秋山翔吾の31試合だ。
近本光司が日本記録を更新するほどにまで連続試合安打記録を伸ばすことが出来るのか注目だ。
公開日:2022.06.29