サヨナラ呼び込む執念のデッドボールもらった島田海吏
7月2日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズ戦に、「2番・左翼」で先発した島田海吏は、5打数1安打1打点。先制のタイムリーヒットを放ち、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
3回、2アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った島田海吏は、中日ドラゴンズ先発の松葉貴大の2球目127キロのカットボールをライトへ弾き返し、先制のタイムリーヒットを放った。
そこから打線が繋がり、近本光司がレフトへヒット、佐藤輝明がデッドボールで、2アウト満塁のチャンスを作り出すと、大山悠輔が走者一掃のタイムリースリーベースヒットを放ち、島田海吏の先制タイムリーヒットが一挙4点の猛攻を生んだ。
2試合連続でチャンスの場面で、打てていなかった島田海吏は、この試合は野手で投手を楽にさせてあげたいと話していた通り、島田海吏の先制タイムリーヒットが一挙4点の猛攻を呼び込んだことに対し、いい結果となって良かったと納得の表情を見せた。
6月25日の中日ドラゴンズ戦から5試合連続安打を記録し、7月1日の試合はノーヒットも2四球を奪う活躍を見せ、7試合連続出塁と阪神タイガースにとって欠かせない存在となり始めている。
島田海吏には、どんな形でもどんどん出塁してもらい、自慢の俊足で塁上を駆け回り、相手投手を翻弄し、佐藤輝明や大山悠輔を楽に打席に立たせる活躍を見せてもらいたい。
公開日:2022.07.03